競馬場現地で観戦するには、指定席の事前予約が今後暫くは必須になると思われます。ここでは、新潟競馬場の指定席について、特徴などをまとめてみました。指定席を取って現地で観戦したい方は参考にしてみて下さい。
新潟競馬場の指定席シート一覧
新潟競馬場のスタンドの愛称は、NiLS21スタンドとアイビススタンドと呼ばれており、場所はNiLS21スタンドがゴール板寄りで、アイビススタンドは4C寄りに位置しています。
S指定席(NiLS21スタンド3階)
全席2人掛けの席となっており、席はガラス張りの屋内になります。2人掛け席1組に1台の小型モニタが設置されており、コンセントも付いているので、スマホ、ノートPC持参で馬券検討が楽しめます。
場所はゴール板近くになるので、ゴール前の攻防が間近で見やすい利点があります。
ただ、最前列の席は、直射日光が当たる可能性があるので、空調が完備されていても夏場は注意が必要かもしれません。
UMACAシート(NiLS21スタンド3階)
2席分のスペースを1名用の席としてゆったりと利用できます。
この席は、キャッシュレス用投票カード「UMACA」を利用しての馬券の購入が可能となるので、窓口に向けて席を立つ必要がありません。
また、レース実況、パドック動画、オッズや馬体重などの基本情報も全て席に設置されてあるインターネットを通じてチェックできる利点がありあす。
場所はS指定席の隣で、S指定席の位置に比べるとゴール板から離れた場所になります。
詳しくは JRA-UMACA | UMACAデビュー。競馬もチャージしてピッ! 参照。
A指定席(アイビススタンド3階)
2人掛けの観覧席で、ガラス張りの屋内席。座席にモニタ等の設置はありませんが、コンセントの設置はあります。
場所は、アイビススタンドはNiLS21スタンドの隣になり、ゴール板からは離れますが、新潟競馬場の長い直線の攻防は充分楽しめます。
B指定席(アイビススタンド2階)
同様に全席2人掛けの席でガラス張りの屋内の席になります。モニタやコンセントの配備がなく、テーブルも正面にある訳では無く、サイドテーブルになります。
コスパ重視の方向けで、実質他場で言う一般観覧席(スマートシート)の意味合いが強い指定席と言えそうです。
車椅子専用指定席(NiLS21スタンド3階)
S指定席エリアに車椅子専用指定席が設けられていて、座席には小型テレビとコンセントが供えられています。
各席の詳しいエリアマップは 新潟競馬場指定席エリア図 (jra.go.jp) 参照。
※新潟競馬場の場合、通常の開催時はそれぞれのスタンドの1階が屋外の一般席になりますが、新型コロナウイルス感染拡大防止から、こちらの販売は行っていません。(2021年4月開催時)
各指定席の共通点は?
新潟競馬場の場合、各指定席はガラス張りの屋内の設定になります。従って、夏場の開催でも気候関係なく快適な空間でレースが楽しめます。
ただ、全て2人掛けのシートなので、通常開催になると1人の利用の場合は相席等の覚悟が必要です。
各指定席の違いは?おすすめはどこ?【位置・料金・何人掛け】
新潟競馬場の場合、各指定席によって微妙に特徴が異なります。ここでは、一覧形式で各指定席毎の特徴を改めてまとめてみました。
席 | 階層 | 位置 | 価格 | シート | モニタ |
S指定席 | 3階 | ゴール寄り | 1,500円 | 2人掛け | あり |
A指定席 | 3階 | 4C寄り | 1,000円 | 2人掛け | なし |
B指定席 | 2階 | 4C寄り | 500円 | 2人掛け | なし |
UMACA | 3階 | SとAの間 | 2,500円 | 1人利用 | あり |
上記の特徴をまとめると、A指定席とB指定席は直線の攻防は楽しめますが、ゴール板からは遠く、モニタ等も設定もないので、座って観戦する自分の場所確保的な意味合いが強いです。
従って、販売席の数が最も多いS指定席がおすすめと言えそうです。
ローカルの競馬場なので、価格も1,500円設定となっており、モニタ設置でゴール板近くで観戦できる利点を考えると、S指定席でも然程割高感はしない感じです。
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